なつっこいね、にゃんにゃん

KAT-TUNについて語る。

「怪盗山猫」初回放送感想

怪盗山猫、土曜夜9時をいただきに参上!!

2016年1月16日(土)21時、天才怪盗犯が颯爽と姿を現した。亀梨和也演じる「怪盗探偵山猫」である。山猫は、スマートな身のこなしで侵入し、鮮やかに盗みを働き、嘲笑うかのように追手から逃れる。そして、そこに隠されていた悪事を白日の下に晒す。果たしてそれは正義感からか、それとも何か別の感情が彼を突き動かしているのか。善か悪か。義賊かただの犯罪者か。「正義」とは何かを問いかける怪盗エンターテイメント、成宮寛貴広瀬すず菜々緒北村有起哉・大塚寧々・佐々木蔵之介など豪華布陣が我々の心を奪う。(主演:亀梨和也、主題歌:「UNLOCK」KAT-TUN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、奪われました。土曜夜9時どころか、日曜終日も奪われた。延々とリピートし、豪華キャスト陣の演技に圧倒され、山猫の鮮やかな身のこなしに魅入り、それぞれの裏の顔を想像し・・・昨日からずっと「怪盗山猫」に心を奪われている。あっさりと盗まれてしまった。さすが天才怪盗である。

 

亀梨和也ファンの感想ブログなので、以下べた褒めしかしていません。

 

テンションが高くお茶目でおばかな山猫、武士道に反する行為を許さないかっこいい山猫、プライベートで見せる冷酷な山猫・・・と色々な顔を持つ山猫。「俺俺」で培われた瞬発力からか、素早いスイッチの切り替えを見せる亀梨和也に脱帽である。喜怒哀楽の振り幅が激しい山猫の変貌ぶりを見事に演じ切っただけではなく、どの顔も一人の人間として成立させ「山猫」としての軸がぶれていなかった。多重人格のように性格が入れ替わるのではなく、どの顔も本物の「山猫」のように思えて、本質が掴めない。表面的に見えないところで彼が何を考えているのかが分からない恐さや不気味さが徐々に蓄積されていくようだった。

 

盗みを働く鮮やかな身のこなしは観ていてわくわくした。「ジョーカー・ゲーム」で鍛えられたアクションがここでも生きている。歩き方・走り方、戦い方、ふとした仕草にも「山猫」がしっかり反映されているように感じ、表情や話し方だけではなく、動きにも表現力が垣間見えた。はちゃめちゃで頼もしい「動」の強さと相手を恐怖に陥れる冷徹な「静」の強さ、間の取り方や緩急が絶妙だったように思う。

 

音痴が上手い。ただの音痴じゃなくて自覚のない音痴だから、声量もあって気持ちよく歌い上げてるの笑う。そして音痴って言われると「音痴じゃねええええ!」ってぶち切れるのひたすらかわいい。カラオケで採点してみてほしい。

 

水虫のため通気性のよいビーサンを履いている。という設定を聞いたとき、その設定いる!?しもやけになって余計かゆいわ!!って思ってたけど、人間くさくていいね。水虫のことアスリートフットってちょっとかっこいい持病っぽく言ってみたり、もう来なくていいんだよって言いながら薬塗ったり、山猫さんも普通の人間なんだなーってほっこりできていい。でもその普通っぽさが、山猫が持つ別の顔への恐怖を際立たせていて余計得体のしれない感じが漂う・・・。

 

感情の爆発。最高。前よりも、激しく爆発して激しく延焼する感じがした。周りの爆弾にも引火し、あちこちで爆発が起こる感覚。これはもう「靑い種子は太陽のなかにある」で蜷川舞台を経験した賜物でしょう。山猫VS魔王の演技バトルは、お互いが仕掛けてお互いに共鳴して大爆発!あと、早口で捲し立てて煽る山猫いいよね。ひょうきんで無邪気に見えて、悪意ありまくり性格悪そうなの素晴らしい。

 

亀梨和也に悪役を!狂気を!残忍さを!とひたすら言い続けていたので、細田とのシーンが本当に念願叶ったりで。仕事では殺さないけどプライベートでは殺すって常軌を逸してる感じたまらんよね!実は山猫は撃ったふりだけでーす、犯人は別にいまーすってなっても別に全然いい。あの冷酷な表情が観れたから。

 

20代最後の作品。まさに20代の集大成といえる、これまでの努力や経験が詰まった素晴らしい演技。よりたくさんの人の心を盗めますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猫のお面を後頭部につけてるとき、正面から見た猫耳生えてる亀梨くん超かわいいよね。